クーラーの節電はやめよう
6月熱中症で病院に搬送された人は全国で昨年の3倍でした。今後の気温は昨年ほど上がらないと予想されてはいるものの実際どうなるかはわかりません。昨年は診療所の患者さんで2名が熱中症で入院されました。幸い、生命に別状はありませんでしたが、お一人は、一時危篤状態でした。2名とも「クーラーが苦手」とのことですが、今年は「クーラー使います」と宣言されています。せめて28度には設定して、扇風機も併用すると良いでしょう。寝たきりの人は熱がこもりやすく、26度以下にクーラーを設定すべきです。少量ずつ、こまめに、水分補給をしましょう。大量に汗をかいたときには塩分も必要ですが、大量にとる必要はありません。ジュースやキャンデーなど甘い物は糖尿病などを悪化させるので、身体を動かしていない人は摂取するべきではありません。
無駄な電気を消すのは良いことでしょう。しかし、健康を守るためにクーラーは必ず使ってください。