竹鶴とアイラモルト

NHKの朝ドラ「マッサン」が始まりますね。さて「マッサン」って誰でしょう?
三宮の老舗バーにて、おすすめのアイラモルトとニッカの竹鶴です。
アイラモルトは、ピート(泥炭)でモルト(麦芽)を焚き、強烈なピート香やヨード香とスモーキーなフレーバーが特徴です。
本場と同じ製法で丁寧につくられたニッポンのモルトウイスキーが竹鶴です。

余市シングルカスク20年

余市のシングルカスク20年です。
「マッサン」こと竹鶴政孝はサントリーの山崎蒸留所を立ち上げたのですが、鳥居社長と方針が折り合わず、北海道の余市で「ニッカ」を創業します。
死んで金を残すのは下、仕事を残すのは中、人を残すのが上だとか。
余市のモルトは、「マッサン」が残した人たちが育て上げた芸術品です。

京都国立博物館

京都国立博物館の平常展示館が9月13日、6年ぶりに「平成知新館」としてオープンしました。記念展「京へのいざない」に行ってきました。
10月7日には、明治古都館での特別展「国宝 鳥獣戯画と高山寺」も始まります。

京都国立博物館「平成知新館」

平成知新館です。3階建てで、3階から1階へ、陶磁・考古・絵画・書・工芸・仏像と分類されています。早足に見学しても1時間半はかかります。野々村仁清の香炉、教科書でお馴染みの頼朝像や雪舟の天橋立図、古今和歌集本阿弥切など、国宝のオンパレードです。

大阪市立東洋陶磁美術館

中之島にある東洋陶磁器美術館に行ってきました。雨の休日にはここがいいですよ。
住友グループから大阪市へ寄贈された安宅コレクションを核にした美術館です。
約4000点のコレクションは、油滴天目茶碗(南宋)、飛青磁花生(元)の2つの国宝と13件の重要文化財を含みます。11月30日まで特別展「IMARI 伊万里」も開催中です。

適塾

少し南へ歩くと「適塾」です。幕末、緒方洪庵の下で、多くの若者が住み込みで蘭学と医学を学びました。福沢諭吉が有名ですが、私は長州の大村益次郎と越前の橋本佐内に魅力を感じます。福井市の郷土歴史博物館で「やさしい啓発録」を手にして、橋本佐内を知ったのですが、16歳の時にこの適塾で学んだのかと思うと感慨ひとしおでした。