矢田寺のあじさい

大和郡山は矢田寺のあじさいです。約60種類、1万株あるそうです。境内は楽園ですが、山門から本堂までの石畳の急坂がちょっと大変です。付近には、奈良県下の古民家15棟が移築されている県立民俗博物館や片桐石州ゆかりの慈光院もあり、くつろげますよ。

神坂峠付近から恵那山

久しぶりに山に登りました。長野県伊那郡と岐阜県中津川の間にある日本百名山の恵那山です。午前6時に伊那側へ到着したのですが林道崩壊とのことで、中津川側の神坂峠へ車を迂回し、7時30分に登山開始しました。雲が切れたのは朝の一瞬だけでした。

恵那山山頂

山頂は低木林の中です。晴れなら、少し離れた展望台から南アルプスが見えるはずですが、残念ながら五里霧中。百名山一筆書きの田中陽希さんを思いつつ、ガスの中の登山路をトレイルラン(?)、コースタイム8時間のところ休憩含め6時間で往復した山行でした。

唐招提寺御影堂

「天平の甍」の唐招提寺です。6月5~7日は開山忌舎利会、年に3日間だけの「国宝鑑真和上坐像・御影堂障壁画 特別開扉」です。わが国最古にして最高の肖像彫刻、全くその通り、感動! 東山魁夷画伯による障壁画、とくに山雲と桂林月宵にも感動!感涙!

唐招提寺開山堂

こちらには平成御影像が安置されています。脱活乾漆技法を忠実に踏襲した制作過程をテレビドキュメンタリーで見たので感慨深いですね。芭蕉が訪れた江戸時代には、こちらの開山堂に鑑真和上坐像が安置されていたようです。句碑があります。

若葉して 御目の雫 拭はばや

京都市美術館

国立近代美術館からの絶景、平安神宮の大鳥居に京都市美術館、借景に東山と叡山です。開催中のルーブル美術館展を鑑賞。フェルメールの「天文学者」、ティツィアーノやレンブラントも。山の神は何故か、ジャンバティストクルーズの「割れた水瓶」がお気に入り。

京都国立近代美術館

続いて「北大路魯山人の美 和食の天才」を鑑賞。まんが「美味しんぼ」のモデル、北大路魯山人、人間的には好きになれませんが、美的センスには脱帽。織部俎板盤とか色絵金彩椿文鉢などおしゃれです。映像による久兵衛カウンターバーチャル体験にはびっくり。

楽美術館

千家十職の一つ、楽焼の茶碗をつくる茶碗師、樂家の美術館です。京都御所の西、油小路通にあります。数年前に佐川美術館で当代、楽吉左衛門さんの作品を見て感動。今回、初代長次郎の黒楽をはじめて拝見しました。聚楽第で出た土で焼いた聚楽焼が始まりだったのですか。またひとつかしこくなってしまいました。