「芳純」 香水の香り

バラのシーズンですね。京都府立植物園バラ園の「芳純」です。このバラの香りはダマスクローズ系で、日本の某有名メーカーの香水の原料として使用されているそうです。うっとりする香りでした。

荒牧バラ公園

伊丹の荒牧バラ公園です。250種1万本のバラが栽培されており、公園全体にバラが咲き乱れるさまに圧倒されます。日本のバラ公園の中で3本の指に入ると言われています。6月中旬までが見ごろとのことです。

上賀茂神社の賀茂競馬

関西・歳時記で検索すると5月5日に上賀茂神社の賀茂競馬(かもくらべうま)がヒットしました。京都市無形民俗文化財に指定されており、起源は天下泰平五穀豊穣の祈願のための宮中競馬で1093年に上賀茂神社に移された、との記録があるようです。

賀茂競馬 、左方の疾走

騎手を「乗尻(のりじり)」といい、近衛府官人の伝統で舞楽の装束です。鎌倉時代の記録では競馬後に蘭陵王(左舞=赤い装束)と納蘇利(右舞=黒い装束)を奉奏したようです。竹と柴の柵を埒(らち)と言い、くらべ馬が終わらなければ、賀茂祭(葵祭)が始まらないことから「埒が明かない」という格言がうまれたそうです。

壬生狂言

壬生狂言は国の重要無形民俗文化財に指定されています。春は4月29日から5月5日に開催されており、秋も連休に開催されます。鎌倉時代に円覚というお坊さんが大衆にわかりやすく仏の教えを説くために、無言劇で布教したのが起源だそうです。

壬生念仏堂

舞台を壬生念仏堂といい、安政3年(1856年)の再建ですが独特の建造物として重要文化財に指定されています。13時から狂言を5番上演。有名な「炮烙(ほうらく)割り」で始まり、「道成寺」「大江山」「船弁慶」など、古きよき物語の世界にひたれます。

泉仙の鉄鉢料理

京都でのランチのお気に入り、大徳寺の泉仙です。門前にもお店がありますが、境内の塔頭にある大慈院店がおすすめです。鉄鉢料理といって托鉢用の鉄製丸鉢を模した器に精進料理が供されます。器は入れ子になっており、食後に楽しくお片付けができます。

虎屋茶寮

京都でのティータイムはやっぱり茶寮ですね。虎屋茶寮のテラス席で、季節のお菓子セットをいただきました。茶寮宝泉なら、日本庭園を眺めながらわらびもちを、鶴屋吉信のカウンター席なら目の前で生菓子をつくってくれて、「できたて」をいただけます。