インフルエンザ予防注射のお知らせ

本年もインフルエンザ予防注射がはじまります。はじめにおことわりしておきますが、インフルエンザワクチンを注射してもインフルエンザにかかることはあります。また予防できるのは「インフルエンザ」であって、「一般的なかぜ」への予防効果はありません。ワクチンを受ける意義は「かかる確率を下げる」「かかっても重症にならない」という点です。ですから、受けるべき人は「かかって重症になる可能性がある人」「守るべき人と暮らしている人」です。具体的には、6歳未満の乳幼児の家族や保母さんなど、6ヶ月から18歳未満の人(ただし、6歳未満、特に乳幼児への効果は少ない。だから両親への接種が大切)、妊娠可能性のある夫婦または妊婦(米国では勧奨)と夫。65歳以上の人、心臓病、腎臓病、呼吸器疾患など持病のある人、などです。

13歳未満の人は2回の接種が必要ですが、13歳以上の人は1回で良いとされています。10月17日から開始ですが、免疫がつくのに4週間かかるので、2回接種が必要な子供さんは、10月中に接種をはじめることをおすすめします。

その他の予防法として、手洗い、うがい、マスクが有名ですが、もう一つ簡単でとても予防効果の高い方法があるのをご存知でしょうか? それは「歯みがき」です。帰宅したら歯をみがく。もちろん、起床時や寝る前も。是非やってみてください。