霧ヶ峰のニッコウキスゲ
中央道を岡谷インターで降りて、ビーナスラインの車山肩駐車場へ。諏訪湖の北側の霧ヶ峰へやってきました。ニッコウキスゲがほぼ満開です。諏訪湖が見え隠れしていました。
日本百名山 車山
時計回りに百名山の車山(1,925m)山頂を周回しました。反対側のスキー場リフトを使えば3分で登れますが、短い距離でも緑の中を歩くのは爽快です。下山後、山カフェ「コロボックル」のテラス席でサイフォンコーヒーを楽しみました。
黒部ダムから赤牛岳
梅雨で山登りが無理なら高山植物園を楽しもうと白馬村を目指します。午前は雨の予報なので黒部ダムへ来ましたが晴れていました。171名の殉職者と7年の歳月をかけた壮大なダムを見て感動しない人はいないでしょう。殉難碑に手を合わせました。学生の時に登った赤牛岳が見えます。
白馬五竜高山植物園のコマクサ
標高1515mの白馬五竜アルプス平までゴンドラで8分です。冬はスキー場ですが、6月から10月まで300種以上200万株の高山植物を楽しめます。高山植物の女王と呼ばれるコマクサがたくさん咲いているので驚きました。自然の山ではなかなか会えませんよ。
タカネオダマキ
オダマキは、糸を巻くときに使うオダマキ(苧環)という道具に似ていることからつけられました。別名イトクリソウ(糸繰草)です。タカネは高嶺ですね。ここから標高2007mの小遠見山までトレッキングしましたが、五竜岳の展望はありませんでした。
碌山美術館
日本近代彫刻では荻原碌山、高村光太郎、朝倉文夫が有名ですが、碌山は安曇野穂高村の出身でこの地に美術館はあります。キリスト教会を思わせる碌山館は国の登録有形文化財。展示されている代表作の「女」は、碌山が愛した女性がモデルで重要文化財です。
北アルプス展望美術館(池田町立美術館)
池田町は安曇野にある風光明媚な町です。晴れれば北アルプスを一望できる立地にあるのですが、景色はお預けでした。「日本山岳画協会 北アルプス展望美術館展」では、日本アルプスを描いた素敵な山岳画が並んでいました。
小谷温泉山田旅館
安曇野の北隣、小谷村(おたりむら)、百名山雨飾山の山腹にあります。弘治元年(1555年)川中島の合戦の際に、武田信玄の家臣により発見された名湯です。江戸時代建築の本館を始め木造建築6棟が登録有形文化財。食事はスローフードで湯治場の情緒満点でした。
小谷郷土館の蕎麦
小谷村の蕎麦は有名ですが、久しぶりに本当においしいお蕎麦をいただきました。お漬物も山菜の天ぷらももちろん手作り。ごちそうさまでした。
尼子経久像と月山富田城
昨年10月、英雄たちの選択「難攻不落!月山富田城~尼子vs.毛利 史上最大の籠城戦~」が放映されました。尼子経久は尼子氏初期の英傑で、ここは島根県安来市です。宿敵、大内氏や毛利氏の方向を指さしています。馬の鼻先、木々の向こうが富田城の本丸です。
山中鹿之助
毛利元就に富田城を陥落させられ、尼子家が一旦消滅したのちも、主家再興のために戦い続けた山中幸盛(鹿之助)が「願わくば、我に七難八苦を与え給え」と三日月に祈る像です。
月山富田城三の丸
本丸への道はきれいに整備され、山中御殿や二の丸、三の丸の案内表示もありました。兵糧攻めで開城したのであり、城の守りは堅固でした。山の向こうは安芸の国(毛利氏の本拠地)です。道の駅広瀬・富田城(安来市立歴史資料館)の駐車場から30分ほどで登れました。