食べる前に飲む!(2日酔い&食べすぎ撃退法)

忘年会シーズンですね。「お疲れ様でした」と仲間と過ごすひと時は格別です。しかし、お酒に弱い人やメタボ・糖尿病の人には、悩ましいシーズンとも言えます。私は30台半ばからひどい2日酔いをおこすようになりました。胃腸が動かずおなかが張り、吐き気と頭痛がひどいのです。消化力と肝機能が衰えたのを感じます。世の中には悪い入れ知恵をする人(前理事長のナルミ先生)がいて、「これ飲んでおくと翌日楽だよ。」と教えてくれたのが漢方薬の五苓散です。その他、制酸剤・制吐剤・鎮痛剤を併用してやりすごします。食べ過ぎ撃退については、1日1600Kカロリーを理想として、4日で6500が目標。忘年会で2500を食べたら、翌日から3日間は1日1200Kカロリーの「糖尿病基礎食」で帳尻をあわせます。(この考え方、間違っている可能性も大ですが・・・)高脂血症薬のコレバインは食事中の脂質吸収を阻害します。また漢方の防風通聖散は脂肪の燃焼を助けます。日経メディカルに掲載されていた由緒正しいダイエットの裏ワザです。ただし、正攻法はあくまでも「正しい食事」ですのでお間違いのないように。

2日酔い&食べ過ぎ撃退の「裏ワザ診療」は随時実施中です。また、栄養士による「正しい食事指導」は診察室で医師と相談ののち、予約していただいています。お忙しいでしょうが是非おこしください。では、年末年始を楽しく健康にお過ごしください。